介護用の足枕として販売されているものを、いくつかご紹介しましょう。
大阪西川介護用クッション足枕「マシュマロ・フィット」は、超微粒子の高密度ビーズを使用しているので、身体の動きになじみやすく、耐久性にも優れています。カバーは、抗菌特殊加工されたタオル地を使用していて、洗濯機で丸洗いが出来ます。名前の通り、ふわふわとしたマシュマロのような使い心地で、足枕としてだけでなく、背中や腰などにあてて利用することも出来ます。
小林ふとん製造直売所の「介護用足まくら」は、新低反発ウレタンフォームで作られていて、人間工学的な設計に基づき、身体を優しく支える構造になっていますので、足枕としてだけではなく、色々な部位に使用することが出来ます。
介護用品の通販サイト「ありがとう宅配店」で取り扱っている「竹炭足枕」は、消臭・除菌・調湿・遠赤外線・マイナスイオンなどの効果がある竹炭を使用しています。強力に汗や体臭を吸着する上、遠赤外線効果で、身体がぽかぽかします。また、マイナスイオンが発生するので、リラックスでき、空気もキレイにするそうですよ。
介護に足枕を利用する場合、足首やふくらはぎの下に足枕を置いて、足を浮かせることによって、体圧を分散させます。
介護用の足枕というものもありますが、特に「介護用」にこだわらなくても良いと思います。肌触りやクッション性が良く、抗菌加工が施してあるものや、洗濯機で簡単に洗えたりと、常に清潔に使用できるものなら、普通の足枕を使っても良いでしょう。
また、足枕という形体にこだわらず、大き目のクッションや、抱き枕などを、足枕として利用するのも、1つの方法です。体位変換によって、足枕にしたり、背中や腰にあてたりと、利用する幅が広がります。特に、筒状の長い抱き枕は、仰向け寝の時は足枕として、横向き寝の時は、ほぼ身体全体の支えとなるので、オススメですよ。清潔で、病人が使用して楽なものであれば、何でも良いのです。
介護と足枕って、どんな関係があるの?と思われるかもしれません。寝たきりの病人や高齢者を介護する場合、とてもたくさんの事に気を配らなければなりません。その中の1つに「床ずれ」があります。この「床ずれ」予防に、足枕はひと役かっているのです。
「床ずれ」が出来やすいのは、後頭部や肩、腰、お尻などで、これらの部分が長時間圧迫され、その圧力がかかった部分の血行が悪くなり、皮膚に炎症が起きてしまいます。ひどくなると、皮膚組織が壊死してしまったり、皮膚ガンになってしまうこともあります。
そこで、足枕を使用して、体圧を分散させて「床ずれ」を予防するのです。介護者が1~2時間おきぐらいに、病人の身体の向きを変えてあげるのが1番良いのですが、重労働でもあるので、介護者に大きな負担がかかってしまいます。その負担が少しでも軽減されるように、足枕を利用すると良いでしょう。